AIが身近になり始めた今、美容室として
  • 2026.02.12
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    最近、お客様との会話の中で
    「生成AIや、ChatGPTを使っています」という話題を聞くことが、少しずつ増えてきている気がします。

    通勤中に使ってみたり、
    考えを整理するために話しかけてみたり。
    AIは、特別な技術というよりも、
    生活の中に自然と入り始めた存在になってきているようですね。

    こうした変化を見ていると、
    美容室という場所の役割も、
    これから少しずつ変わっていくのかもしれない、
    そんなふうに思うことがあります。

    正直なところ、
    私たち自身も、
    AIをどう扱い、どう向き合うのが最適なのか、
    まだはっきりとした答えを持っているわけではありません。

    今、多くの人がAIに求めているのは、
    「答え」そのものというよりも、

    ・考えを整理すること
    ・選択肢を並べること
    ・客観的な視点を得ること

    といった、
    考えるための入口のような役割なのかもしれません。

    「自分に似合う髪型は何だろう」
    「最近、髪や頭皮の調子が気になる」

    そんな漠然とした感覚を、
    少し言葉にしやすくしてくれる存在として、
    AIは使われ始めているように感じます。

    一方で、
    実際の現場でしか分からないことも、確かにあります。

    髪質やダメージの状態、
    頭皮の硬さや温度、
    その日の体調や気分、
    言葉にされない違和感。

    こうしたことは、
    画面越しでは判断しきれません。

    AIが示すのは、あくまで一般的な傾向。
    「今日、この人にとってどうするのが良さそうか」は、
    実際に向き合う中でしか見えてこない部分も多いと感じています。

    AIが身近になることで、
    美容師の立ち位置も、
    少しずつ変わっていくのかもしれません。

    答えを提示するというよりも、
    整理された考えを、
    その人の状態に合わせて調整していく。

    頭の中が整理され、
    身体感覚で確かめる。
    その両方が揃ったときに、
    納得できる選択につながっていくのではないでしょうか。

    ヘアケアラウンジとしても、
    AIとの向き合い方は、まだまだ模索の途中です。

    無理に使いこなそうとするのではなく、
    現場を大切にしながら、
    便利なものは慎重に取り入れていく。

    この姿勢は、
    これからも変わらないと思います。

    変化の中でも、変わらないものも大切にしながら

    今月も、いつも通りお待ちしています。